《2024年秋期(10月開講)入学》2人目。先週の金曜日に組会(クラスゼミ)を見学したばかりの京都市の33歳女性が、年間学費+αを納入し、今週金曜日(12日)から昼間部・平野クラスに正規メンバーとして加わります。
京都市の女性から、「一度、クラス見学に伺いたい」と事務局に最初のメールがあったのは7月2日(火)のことでした。メールでやりとりし、金曜日・昼間の小説クラスを希望、5日(金)の日にでも、ということになりました。さっそく、その日に組会のある昼間部・本科小説・平野千景チューターに連絡し、合評する短い3作品をメール添付で事務局へ届けてもらい、女性に転送しました。
5日、平野クラスの組会が始まる午後2時よりかなり前に、女性は文校に現れました。組会の終盤で、事務局に来てもらいました。女性は来週も組会に参加したそうな様子。僕のほうから、「それだったら、10月からの秋期生として入学していただいたうえで(年間学費を納入)、プラスして1万〇千円払っていただいたら、春期残り4回とも平野クラスに参加していいですよ」と提案しました。
その条件を了承したという添え書きとともに、きのう7日(日)オンラインで「入学申込書」が届いていました。
次に、「入学申込書」の一部を紹介します。
●《入学のきっかけや書きたいテーマなど》
【一人で小説を書いていたが行き詰まり、刺激になる場所が欲しいと思ったため】
●《影響を受けた作家》
【車谷長吉、津島佑子】
●《募集を何で知りましたか》
【川端康成文学館(茨木市)、インターネット】
★次は、女性へのぼくから《入学歓迎》の返信です。
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入学申込書、いただきました。これから1年余り、がんばって書いてください。
先週金曜日の様子や意気込みから察するに、グーンと伸びる方だと期待しています。
入学申込書の“影響を受けた作家”のところに、「車谷長吉」と「津島佑子」の名があがっていて、うれしかったです。
「車谷長吉」は以前、ぼくもよく読んでいました。彼のヨメさんだった詩人の高橋順子さんには、1998年に文校の特別講座に来ていただいています。講座のあと、文校の近くの韓国料理店<すかんぽ>での飲み会にも参加されて、高橋さんは「長吉さんが好物なので」と、チジミか何かの韓国料理を東京に持ち帰られたのをおぼえています。
「津島佑子」も2006年に、文校の特別講座で「言葉と想像力」という
演題で講演をされています。その講演録を今、『樹林』から探し出しましたので、そのコピーを今度の金曜日にプレゼントします。
今度の金曜日に平野クラスで合評する作品は、チューターからもうメールでとどいているんでしょうか。
では金曜日、お待ちしています。その日に、4月からの『樹林』や「文校ニュース」、『学習の手引き』などをお渡しします。
(文校事務局・小原)