《秋期26人目の新入生》昨日(24日/火曜)の体験入学に参加していた豊中市の女性(22歳大学生)が、夜・火曜・小説・西村クラスへ。
オンラインでとどいた「入学申込書」の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”の欄には、次のように記されていました。
【入学のきっかけは今一度書くことに真剣に向き合おうと思ったからです。大学を休学中の身です。就職活動に卒論、学費の工面、全部に行き詰まり、一度立ち止まって進路を見直すことにしました。就職活動中は出版社の編集志望でした。なぜ自分で小説を書く人間が編集者を志望するのかという問いに答えることが出来なかったことが今でも心残りです。答えられなかったのは、本に関わる仕事はしたいが、どうせ小説家になるほどの才能は無いからという、編集を馬鹿にしたような消極的で不純な動機しか持ち合わせていなかったからです。書く前から逃げ腰の情けない奴、と自分で気づいた時、偶然文校の存在を知りました。この機会に、本気で書いて散々に言われる体験をしたいので入学します。テーマはしっかり決まっていませんが、現実の悲惨や鬱屈をユーモアで凌ぐ人達の話を書こうと思っています。】
“影響を受けた作家”欄には、【絲山秋子さんのドライでユーモア溢れる文章に憧れて小説を書き始めました。最近は西村賢太さんのどうしようもない私小説を好んで読みます。】とありました。
また文校(募集)のことは、【太宰治賞を受賞した市街地ギャオさんのネットニュース記事をたまたま読んで知りました。】とのことです。
(小原)