きのう(6日)、44名の新入生を迎え、2024年度秋期の入学開講式。教室出席50名、Zoom視聴12名。【まだ入学は受け付けています!】
大阪文学学校は昨日、秋期の入学開講式【写真・①】をおこないました。
昨日時点で昼間部21名、夜間部10名、通教部13名で計44名の方が入学されています。進級生・継続生を合わせると、在校生総数は280名を超えます。その他に、休学生が約90名。
44名の新入生のうち、教室での式に参加された方は札幌市・岡山市からもあり23名。Zoomから式の模様を視聴された方は12名いて、そのうち秋期新入生は仙台市・千葉県柏市・宮崎市の3名、在校生は宮城県登米市・栃木県足利市・熊本市などの9名。
小原政幸<事務局長>の司会で午後2時に始まった式ではまず、葉山郁生代表理事と細見和之校長の歓迎あいさつがありました。
【写真・①】
そのあと、文校特別アドバイザーを引き受けていただいている直木賞作家の朝井まかてさんが「文士たち、舞台に立つ!」のタイトルでおよそ30分間、話をされました【写真・②】。11/16「なにげに文士劇・旗揚げ公演」を準備するに当たっての苦労話をユーモアを交えながら披露するとともに、新入生の新たな門出を励まされました。
【写真・②】
プログラムは進み、出席されたチューター10氏(平野千景、佐伯敏光、谷良一、中塚鞠子、津木林洋、西井隆司、西村郁子、高田文月、谷口俊哉、美月麻希)から新入生への励ましの言葉をいただきました。
つづいて学生委員会の活動紹介と勧誘のあと、受付で配布の<秋期入学者クラス名簿>をもとに新入生紹介、事務局3名(小原、真銅孝、角田美千代)のあいさつがありました。
入学開講式に出席されていた新入生23名のうち21名が教室に残り、午後4時30分から6時30分まで、飲食付きの交流会【写真・③】をおこないました。新入生全員に、マイクを通して〈入学にあたっての一言抱負〉を述べてもらいました。兵庫県加西市から参加されていた40代半ばの女性の「幼・小・中・高・大といろいろ入学式を経験してきたけど、こんなに楽しい入学式はなかった」という発言に代表されるように、大盛りあがりの交流会になりました。
その場に、理事・チューター団9名、学生委員会のメンバー5名、在校生3名、事務局3名が残っていました。
【写真・③】
◆交流会の傍らでは、朝井まかてさんの新作長編『青姫』(徳間書店/2,000円+税)の販売・サイン会が行なわれました【写真・④】。事務局で準備していた20冊がまたたく間に完売!
【写真・④】
◆入学開講式の開始時から取材を続けていた毎日新聞学芸部のS記者は、交流会のときも各テーブルを回り、新入生数名にインタビューをおこなっていました。
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★実はきのう、入学式が始まる前と交流会の最中に、オンラインで入学申込があったのです。このお二人を入れて、秋期新入生は計44名になりました。
岸和田市の30代半ばの女性が昼間部・本科・小説クラス(土)、富田林市の40代半ばの女性が昼間部・専科・小説クラス(木)へそれぞれ入ります。
◎岸和田市の女性の入学申込書には、【以前大阪女性文芸賞に応募したことがあり、最終選考の手前まで残していただきました。
しばらく小説が書けない期間が続いていましたがもう一度挑戦したいと思い応募しました。
書きたいテーマは普通に生きることの難しさ、苦しさと、女性から見た女性の苦しみついて、性的マイノリティの恋愛における差別について。幻想小説が好きなので、そういった手法を取り入れつつテーマに向き合っていきたいと考えております。】と書かれていました。
◎富田林市の女性の入学申込書には、【再入学です。・・・・・・書くことすらきちんと出来ない私ですが、紆余曲折の末、私には書くことしか手元に残りませんでした。今、勇気を振り絞って入学届けを書いています。今度は負けないで書き切りたいです。】と。
(小原)