《特別企画》 明後日(5日・土曜)、文芸評論家・神山睦美さんの講演
埼玉から神山睦美さんをお招きしての《特別企画》は、5日(土)午後4時半から、文校教室でおこないます。
講演タイトルは、【いま、文学でしかできないテーマ探しとは何か】。〈案内・司会〉は、葉山郁生チューターがつとめます。木戸銭は、在校生無料、休学生・文校OB・一般500円です。11/10文校ブログ参照。
神山睦美(かみやま・むつみ)さんのプロフィールは・・・・・・
1947年岩手県生まれ。東京大学教養学科卒。文芸評論家。2011年『小林秀雄の昭和』(思潮社)で、第二回鮎川信夫賞受賞。
その他の著書に、『夏目漱石論序説』(国文社)『吉本隆明論考』(思潮社)『家族という経験』(思潮社)『クリティカル・メモリ』(砂子屋書房)『思考を鍛える論文入門』(ちくま新書)『読む力・考える力のレッスン』(東京書籍)『二十一世紀の戦争』(思潮社)『希望のエートス 3 ・11以後』(思潮社)『サクリファイス』(響文社)など多数。
神山さんの最新刊、文芸評論の現在を照射する『サクリファイス』(537頁の大著/2800円)は、札幌の出版社・響文社から出ています。5日は受付に、『サクリファイス』の他にも響文社の刊行物として、絵本詩集『金色の翼』(なかにし礼・著/宇野亞喜良・イラスト)、『文化亡国論』(笠井潔×藤田直哉)、幻想史学『薬師寺の向こう側――南船北馬の王権興亡』(室伏志畔)、子どもの詩『サイロ』(サイロの会編《十勝・帯広》)などを並べます。よろしければ、手にとってみてお求めを。
(小原)