“入学式前の小掃除”
“正月前の大掃除”ならぬ、入学式前の小掃除をおこなっています。
教室や事務局、印刷室(兼図書室)の、はがれかかっている床タイルの貼り替えを自前でやっています。ホームセンターで、床タイル、ボンド、ヘラ、カッター、カッティング用定規などを買ってきて。ススみたいな埃にまみれながら、やる以上は職人の作業よりも丁寧にやっているつもりです。
竣工間もないこの新谷町第1ビルに文校が移ってきたのが1973年5月。ぼくが3年半の夜間部の生徒を経て事務局の仕事をするようになったのは93年3月。そのころには、教室内の床タイルのはがれや破損が目立つようになっていた。でも文校の会計はカツカツで、業者に頼むわけにもいかず、自前で貼り替えるしかなかった。春と秋の入学式の直前にはほぼ毎回おこない、貼り替えのエリアを拡張し、エリアごとにタイルの色が変わっていった。業者の手になるタイルは20年持たなかったのに、ぼくの貼るタイルは24年経ってもはがれる気配はないのである。だったら、見映えはは悪くても自分でやろうと・・・。
ぐるりと見渡せば、教室100平方メートルのうちの90数パーセント、事務局と印刷室あわせた70平方メートルのうちの約50パーセントのタイルを貼り替えている。30センチ四方の床タイルなので、計算してみると、およそ1400枚にのぼるタイルを、営々24年間(まったく携わらなかった年が何度もあったが)にわって貼り替えつづけたことになる。
さて、問題。
【写真】の場所は、文校内のどこでしょう。
(小原)