紅露冴さん(夜間部生)の作品の載った『第七回立川文学賞作品集』が刊行される!
『第七回立川文学賞作品集』(けやき出版)には、大賞1編のほか佳作4編が収載されています。佳作4編のうちの1編が、大阪府茨木市の紅露冴(こうろ・さえ)さんの小説「トワイライトダイヤル24時」です。同作品は立川市長特別賞にも選ばれています。
紅露冴さんは、2014年10月大阪文学学校夜間部に入学し現在、研究科(夜・青木クラス)に在籍中。『作品集』の作者経歴欄に、そのことをきっちり記してくれています。
審査委員長である作家・タレントの志茂田景樹さんが、『作品集』のなかの“講評”で、次のようにコメントしています。
【紅露さんの「トワイライトダイヤル24時」は、自らも心を病んだ経験を持つ主人公が電話相談の支援カウンセラーになるのですが、一晩で数件の相談を受けることにより、不安を残しながらもしっかり前向きな気持ちになるところに新味を覚えました。現代社会の狭間に潜む精神的な病根を電話というまな板に載せて見せたのは見事でした】
紅露さんから寄贈いただいた『作品集』は、図書室の書架に収めてあります。
受賞のことは、すでに3/28文校ブログでお知らせしてあります。
(小原)