このたび、小説「鳴き砂」(約100枚)で第11回神戸エルマール文学賞を受賞された岩崎可奈さんは、2015年9月まで13年半、文校の夜間部や昼間部に在籍されています。
実は岩崎さんは、15年前に入学したとき、ぼくのクラス生でした。そのとき、受賞作「鳴き砂」の元になった作品がクラスに提出されていたことを覚えています。それ以降何度も何度も書き直し、今回の受賞にいたったのです。10日ほど前には、手土産持参で京都市からあいさつに来校してくれました。
なお受賞作「鳴き砂」が載っていた同人誌「あべの文学」は、森口透チューターを中心に文校修了生が同人として参加しています。
(小原)