25日(土)、現代詩の祭典(in大和郡山)に350名。在校生の加納由将さん、宮地浩子さんが入賞。
25日(土)奈良県大和郡山市でおこなわれた“現代詩(ことば)の祭典”に行ってきました。
91日間におよぶ「国民文化祭/全国障害者芸術・文化祭」なら大会の一環としてのイベント。開会式は、小学生たちの「阿礼さま踊り」(古事記を編纂した稗田阿礼は郡山で生まれているとのこと)でオープンし、郡山市長、文化庁や奈良県のエライさんのあいさつがありました。
つづいて、ちびっこ、小学生から一般まで総数1879編の応募があった中から入賞者の表彰が行われました。登壇して総評を述べたのは、20名からなる審査員を代表して細見和之・大阪文学学校校校長【写真】。5つの部門に分かれていて、入賞者は計58名。岩手県の小学生、沖縄県の中学生、宮城県の高校生、新潟県の女性(一般の部で文部科学大臣賞)などが表彰され、一部の人の作品朗読もありました。
文校からの入賞者はお二人。加納由将さん(夜間部・高田クラス生)と宮地浩子さん(夜間部・松本クラス休学中)で、ともに「奈良県の地名・固有名詞の部」で入賞。
次に講演に移り、かつて理事やチューターとして文校にかかわってこられた倉橋健一さん(演題「小野十三郎とふるさと大和郡山」)、西村博美さん(演題「古代人の魂と詩――折口信夫――」)が登壇されました。どちらも、聞きごたえのある話でした。
(小原)