新刊紹介☆菅野美智子さん(文校修了生)回想録『雨の歌 ゲルハルト・ボッセ、その肖像のための十八のデッサン』(ARTES)
ゲルハルト・ボッセ(1922-2012)は、ドイツの高名なヴァイオリン奏者にして指揮者。ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターなど歴任してのち、晩年は日本に移り東京芸大客員教授などを務める。
菅野美智子(すがの・みちこ)さんは1993年ゲルハルト・ボッセと結婚。以来ボッセの教授活動および指揮活動を通訳として支えた。【回想録『雨の歌』の奥付より】
現在高槻市在住の菅野さんは、大阪文学学校には昼間部・中塚クラスに2014年10月から16年9月まで2年間在籍。回想録『雨の歌』の第1章に収められている「雨の歌」の原型は、第35回(2014年度)大阪文学学校賞<エッセイ・評論・ノンフィクション部門>の奨励賞を受賞している。
(小原)