秋期5人目、6人目の新入生。生駒市と三田市(スクーリング見学)の女性が通教部へ。
今秋5人目の新入生は、奈良県生駒市の50歳女性で、通教部・小説クラスへ。
オンラインでの入学申込書には、影響を受けた作家として「司馬遼太郎、谷崎潤一郎、朝井まかて」をあげ、【将来的には、歴史の中で生きた女性たちを描きたいと思います】と記されていました。
今秋6人目の新入生は、兵庫県三田市の36歳女性で、通教部・小説クラスへ。
この方は、8日の通教部スクーリングを見学されていて、その晩さっそくオンラインで入学を申し込まれました。入学申込書には、次のようにびっしり書かれていて、意気込みのほどがうかがえます。
【ずっと漠然と「小説を書いてみたい」という思いはありましたが、同じくらいの強さで「出来るわけがない」と思っていたように思います。きっかけ、というきっかけがあったわけではありませんが、強いてあげるとすれば、自分の中に「外に出したいこと」が溜まって息苦しくなってきたから、でしょうか。
小さい頃から本が好きで、読むたびに自分の世界が広がり、人としての根っこが太くなるような感覚が何とも言えず好きでした。昔は乾いたスポンジのように吸収一辺倒でしたが、結婚し、子供を育て、人生を形作っていく中で、徐々に世の中との摩擦やズレを感じることが多くなってきました。
また、年を取り、生活に埋もれていく中で、なかなか自分の根っこの部分の話をできる人もいなくなり、自分の中に渦巻く諸々の感情や思いをとにかく外に出したい、出せる場所が欲しいと思い、応募させていただきました。
テーマはまだ模索中ですが、日常に潜む目を凝らさなければなかなか気づくことが難しいものを、自分なりに拾い上げることが出来ればと思います。
子育てと会社勤めでなかなか全ての回に出席することが難しいとは思いますが、1年かけて自分の中身をなんらかの形にできることが今からとても楽しみです】
(小原)