きょう、17歳から79歳まで、一挙に6名入学。うち、母娘同時入学組も。
きょう、来局とオンラインで6名の入学申込がありました。今秋期の新入生は一挙に増えました。
6名それぞれの、入学申込書のなかの“入学のきっかけや書きたいテーマ”欄を紹介します。
さまざまな動機や抱負から入学していることが、分かっていただけると思います。
◎10代後半・女性・大阪市――→昼間/小説(土) <8月末にクラス見学に来たとき、小原と30分以上話し込む>
【私は趣味で小説を書いていて文芸学部のある大学への入学を控えているのですが、ストーリーの構成を考えるのがたいへん苦手で、いつも構想の段階から抜け出せず書き始めることを後回しにしてしまいます。自主制作する習慣をつけるため、また作品を自分の理想に近付けるため、苦手を克服し成長したいと思い、大阪文学学校に通いたいと思いました。
書きたいテーマは『人間ドラマ』です。人間の持つ激情というか、感情というか。そういう身近だけれど此方の心を震わせて来るようなものを、色んな角度から美しく繊細に描けるようになりたいです】
◎20代後半・男性・大阪市――→昼間/小説(土) <14日(土)昼の体験入学参加>
【入学のきっかけ:一昨年のことになりますが、仕事上での失敗から、自分自身の向き不向きを考える機会を得ました。そこで色々と熟考を重ねた結果、私は小説家を目指そうと志を立てました。やるからには人生を賭ける。そのために、きちんとした学びの場に籍を置くべきかと思い、入学を希望いたします。
書きたいテーマ:人を楽しませる事とは何か。「娯楽」とは何か? そういったことを自分なりに模索しながら、エンターテイメント作品を創りたいと考えています。より具体的には、ミステリー、SF、恋愛小説など、食わず嫌いをせずに様々なモチーフのフィクション小説を書くつもりです】
◎50代前半・男性・大阪市――→夜間/小説(火) <募集を知ったのは、文校ビル1階の玄関に置いてあるチラシ>
【50歳を過ぎ、定年後の生き方を考えたとき、かねて興味のあった創作活動に挑戦しようと思いました。目指すジャンルは、推理小説、SF、ファンタジーです】
◎50代前半・女性・大阪市――→通教/詩・エッセイ <8月末にクラス見学。10代後半・女性の母親>
【今回娘と一緒に入学いたしました。・・・・・・(中略)・・・・・・そこで思い出したのがいつか見たテレビ番組と新聞記事。あの時は自分には現場の熱についていけない、と入学を思い留まったのですが、背に腹はかえられぬ、・・・・・・(後略)】
◎50代前半・男性・大阪市――→夜間/小説(火) <募集に関して、【昔から名前は知っていました。でも、どこにあるのかは知らず、たまたま家の近所にある好きな場所「空堀」を散歩していたら偶然見つけ、これはお導きだ!と】>
【昨年から自分で小説を書き始め、書けば書くほど色んな疑問が湧いてきてモヤモヤだらけとなり、前後不覚になりそろそろ限界。ちゃんと教授していただこうと思いました。それと、提出作品など、締め切りがなければ書かなくなってしまうなぁとも思いましたので】
◎70代後半・女性・奈良市―→夜間/詩・エッセイ(火) <14日(土)昼、17日(火)夜と2度体験入学参加>
【後、何年生きれるか分からないが、思いつきで文学学校にチャレンジしてみようと思いました。挫折するかも・・・と思いながら】
(小原)