16日(土)・・・第21回小野賞贈呈式、盛大におこなわれる。
16日(土)午後1時30分から4時30分まで、中之島フェスティバルタワー12階のアサコムホールにおいて、第21回小野十三郎賞の贈呈式が、高田文月チューターの司会のもと約80名の出席で盛大におこなわれました。
なお、受付を夜・高田クラスの5名の皆さんなどが手伝ってくれました【写真・1番上】。
第1部では、まず大阪文学協会(文校の運営母体)小野賞実行委員会代表の葉山郁生さんの主催挨拶があり、つづいて詩集部門について倉橋健一さん、詩評論書部門について細見和之さんと、お二人の選考委員から選考経過が述べられました。
そして授与式に移りました。詩集『stork mark ストークマーク』(モノクローム・プロジェクト)の名古屋市の犬飼愛生(いぬかい・あおい)さん、詩評論書『クリティカル=ライン 詩論・批評・超=批評』(思潮社)のさいたま市の添田馨(そえだ・かおる)さんそれぞれに、賞状と賞金(30万円)が授与されました。そのあと、お二人の受賞挨拶がありました【写真・2番目は犬飼さんへ葉山代表から賞状授与/3番目は添田さんの受賞挨拶】。
最後に、共催の朝日新聞大阪本社の斉藤利江子生活文化部長、後援団体のひとつ澪標の松村信人さんから挨拶がありました(桃谷容子基金の以倉紘平さんは所用のため欠席)。
第2部は、「受賞作をめぐって」受賞者と選者による座談会がありました。詩集部門は、犬飼さんを囲んで倉橋さん、小池昌代さん、坪内稔典さんの3氏【写真・4番目】。詩評論書部門は、添田さんを囲んで細見さん、葉山さんの2氏(山田兼士さんは病気療養中のため欠席)。どちらも1時間ほどかけて、選者が受賞者の創作意図や方法を引き出し、聞いているものを引き付ける内容でした。
受付テーブルの上に並べていた受賞作2作・計20冊は、この時点で完売しました。
第3部として4時40分からは、同じフェスティバルタワー12階のレストラン『フェスティバルキッチン』に場を代えて、中塚鞠子チューターの司会のもと懇親パーティー【写真・1番下はパーティーの模様】。20名ほどのチューター・文校生も交えおよそ50名の参加がありました。
(小原)