きのう、きょうで3名の新入生。今春の新入生は計23名に。
この2日間に入学された3名の方を紹介します。
◎神戸市の70歳・女性。通教部・小説クラスへ。知人である文校卒業生からの勧めだそうです。
入学申込書には、
【退職後は小説家になりたいと思っておりました。4月に定年退職します。どうぞよろしくお願いいたします】
【出会いと別れ、愛、微妙な関係などですが、表現、描出により関心があります】
と記されていました。
◎奈良県の30代・女性。通教部・小説クラスへ。
入学申込書には、
【小さいころから人に自分の想いを口で伝えるのが苦手だったが、書いて伝えると、よくわかったと言ってもらえることが多く、自分には伝えたいことがたくさんあって、それを伝えるために作家になりたいと思った。一度だけ新人賞に応募したこともあったが、書いてみて、小説を書くのであれば、きちんと小説について学んで、人が読むに堪えるものを書きたいと切実に思った。いろんな学校を調べたが、昨年9月に体験入学に参加させていただいたとき、たった一日で文章についてたくさんのことを学ぶことができ、入学するならこの学校がよいと思った。それが、入学のきっかけです】
【書きたいテーマはたくさんありますが、一番大きいのは、命それ自体の大切さについてかと思います】
とありました。
◎大阪市の50代・女性。昼間部・小説クラスへ。
来校して、入学手続きをされました。佐々木事務局員やぼくと、つごう1時間ほど話していかれたか。入学申込書の「入学のきっかけ・書きたいテーマなど」欄に、まったく記載がないことに今、気づきました。
書いたものがかなり本になっている方(しかもベストセラーになったものもあり)でしたが、何か新人賞に応募するのが夢とのことでした。4月から、土曜日の本科小説クラスを担当する大西智子チューターの『カプセルフィッシュ』(光文社)を読んだことがありとてもよかった、とのことでしたから、大西クラスに入ってもらうことになりました。
(小原)