73歳女性が夜間部へ入学、東京からの新入生は今春3人目。それぞれ、朝日新聞、東京新聞をみて。
今日、お二人の入学がありました。
◎大阪府の73歳女性が、夜間部/小説クラスに入学されました。「通教部も考えましたが、一人ではモチベーションが上がらないのでは・・・」「日中は仕事が忙しいから」と、思い切って夜間部にされました。3月25日の朝日新聞「黒板」欄の“文校・春期生募集”の記事を見て電話で問い合わせをいただいていました。
封書でとどいた入学申込書には、次のようにしたためられていました。
【50代で夫が、本当にいい写真を残してあげたい、と写真スタジオを立ち上げました。それから22年経ち、写真を残そうと思われる方々の沢山の思いを感じることが出来ました。そして数々のドラマを自分の手で書き残したいと思いました。そのために、文章の書き方を一から教わりたいと思います】
◎東京都新宿区の47歳男性が、通教部/エッセイ・ノンフィクションクラスに入学されました。3月16日の東京新聞・夕刊に載った“文校・学生募集”記事を見ての入学者は、3月25日入学の神奈川県の女性につづいて2人目。≪3月25日文校ブログ参照≫
オンラインでとどいた入学申込書の「入学のきっかけや書きたいテーマなど」コーナーには、次のように記されていました。
【法律の論文が、上手・下手以前に、全く書けません。本来、法律の論文が書けないのであれば法律の勉強をもっとやるべきであって、あちこちに手を広げても何も達成できないとも考えます。
また、小説を書くこと、詩を作ることそのものに真剣に取り組みたいと考えている人にとっては、はなはだ不愉快な存在でしょう。
しかし、文章を書いて、評価を受けるという練習をもっと根本的に積みたくて、今回思い切って申し込んでみることにしました。社会問題をテーマに文章が書けたらいいなと思います】
(小原)