樹林「在特号」の発行に関して【在特号・編集長より】
大阪文学学校の「樹林」在校生作品特集号の編集に携わっている、学生委員会在特部です。ご存知の通り、在特号は作品の募集、選考、校正まで学生が手掛けているものとなります。本日、この場をお借りして皆様にお伝えしたいことがございます。本日、樹林「在特号」六月号の原稿を印刷会社の方に提出致しました。樹林「在特号」六月号は予定通り発刊され、皆様の元へお届け致します。
これも作品にご応募された方々、選考委員を務めていただいた方々、編集にご協力いただいた方々、樹林「在特号」に携わっていただいた方々、お待ちいただいている方々、皆様のおかげです。樹林「在特号」を盛り上げていただき、誠にありがとうございます。
今、日本で、世界中で、新型コロナウイルスが猛威を振るっております。それによる影響はすさまじいものです。自宅待機や自粛が求められています。そんな状況下でも、活動をやめてはいけないもの、自らの牙を研ぎ続けなくてはならないもの、そんなかけがえのない営みが誰しにもにあると思います。
我々で言えば、文学になるのかもしれません。文学は自他ともに救うものなのではないでしょうか。書きましょう。読むことや書くことで人生の何かが動き出す感覚は、大阪文学学校に通われる方全員がお持ちだと思います。
「人は誰でも一冊の本になれる」。この学校を語るとき、必ず触れる言葉です。紡ぎましょう。大阪文学学校で。あなたの言葉が誰かに届くと幸いです。
今後とも、在特部をよろしくお願い致します。
2020.4.27
大阪文学学校 学生委員会
「樹林」在校生作品特集号編集部
編集長 上田雄己