文校ブログ

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『樹林』在特号、応募締め切る。小説部門に27編、エッセイ部門に11編、詩部門に24編。

朝井まかてさん(直木賞受賞)や木下昌輝さん(直木賞に3度ノミネート)、馳平啓樹さん(文學界新人賞受賞)、藤岡陽子さん(『小説すばる』で連載中)もかつて載ったことがあり、応募から選考・編集まですべて学生委員会が仕切る『樹林』在校生作品特集号。その11月号に向けて、おとつい25日(土曜)の昼12時、作品の応募が締め切られました。

応募状況について、学生委員会・在特部キャップの上田雄己さん<夜・平野クラス>から知らされた情報を以下に記します。
〇小説部門・・・27編〔半年前・31編/1年前・33編〕
〇エッセイ部門・・・11編〔半年前・6編/1年前・11編〕
〇詩部門・・・16名24編〔半年前・8名11編/1年前・10名15編〕
〇表紙部門・・・4名〔半年前・1名/1年前・2名〕
今回も応募数は多く(とりわけ小説部門)、『樹林』11月・在特号に載るのは、狭き門になりそうです。

コロナ禍のために、昼・夜間部の文校教室を使ったクラスゼミが制限を受けたり、初めての試みとして作品応募に際しPDFやWordデータの提出を求めたり(紙原稿でも事前連絡のうえ、受け付けましたが)で、選考委員や作品応募数がかなり減るのでは、というのは杞憂に終わりました。それもこれも、上田キャップや南成彦・学生委員長<夜・尼子クラス>をはじめとした学生委員会の皆さんが手分けして、通教部スクーリングや昼・夜間部の教室ゼミにじかに足を運び、PRにこれ努めたからだと思っています。

小説部門の1次選考(在宅選考)の選考委員は各クラスから、28名の方に引き受けてもらっています。その28名には、応募27作を3つのグループに分けたうえで、そのうちの一つの作品群をメール送付(うち5名には郵送)してあります。8月22日(土)昼12時が、「小説部門1次選考採点表」の締切です。そこで、原則、3グループそれぞれ上位4作品を選びます。
2次選考会は、9月19日(土)に、8名によってZoom等で選考し、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。
1次はなく2次選考のみのエッセイ部門と詩部門の選考委員はそれぞれ、6名の方に引き受けてもらいました。計12名の方には、すでに応募作品をメール送付(うち4名には郵送)してあります。
エッセイ部門と詩部門の2次選考会は、8月30日(日)におこなわれます。エッセイ部門、詩部門それぞれ6名ずつによってZoom等で選考し、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。
各選考委員の皆さん、がんばって読んでしっかり審査してください。

最後に、上田キャップにもう一度、ありがとうをいいます。
おとつい(土曜日)もきのう(日曜)も、文校教室での10時間を超える作業でした。おとついは、尾崎さん<夜・青木クラス>と木下さん<夜・西井クラス>も途中一緒でしたが、きのうは、自宅から米澤さん<夜・西井クラス>からメール送信の面で助力を受けつつ、1人きりでデータ送付や印刷をこなしました。応募にあたっての幾多の不備や苦情に対処しながら。
『樹林』在特号の発行・活用は、文校のカリキュラムにも組み込まれているように、文校活動の紛れもない一つの“顔”です。
昨今のコロナ情勢に押しつぶされることなく、在特号の11月発行へ向けて、大きな1歩を踏み出すことができました。

(小原)