季刊『びーぐる 詩の海へ』(澪標)第48号が、長谷川龍生さんを追悼特集。
季刊『びーぐる 詩の海へ』は、細見和之・文校3代目校長、山田兼士・文校チューターら4名の共同編集で発行されています。
この7月末に発行された第48号では、昨年8月20日に91歳で逝去された詩人・長谷川龍生さんの追悼特集が51ページにわたって組まれています。東京在住の長谷川さんは、1997~2000年に日本現代詩人会会長、1991~2014年の23年間におよんで大阪文学学校の2代目校長(初代は小野十三郎)をつとめられました。
『びーぐる』48号では、巻頭に「父、龍生のこと」と題した長男・名谷文朝(なたに・ふみとも)さんのエッセイが収められています。つづいて「長谷川さんの作品世界」についての“論考”を、倉橋健一さんら4名が執筆しています。
「私にとっての長谷川さん」という“アンケート”には、川上明日夫・文校チューター、金時鐘さん、葉山郁生チューター、細見校長、山田チューターら15名から一文が寄せられています。そのうち、長谷川さんの長女・盛田佳葉さんの一文の見出しは「父、祖父になる~そして手紙」。
さらには、「パウロウの鶴」など長谷川さんのよく知られた詩篇の“作品抄”、そして“代表詩論”、“年譜+主要著作”が盛り込まれています。
『びーぐる』48号は、定価1,000円のところ、文校事務局では800円で好評販売中!
2019年8月21日文校ブログ参照。訃報の新聞記事。
2019年8月22日文校ブログ参照。告別式。
2019年11月28日文校ブログ参照。文校で“偲ぶ会”。文朝さん、佳葉さんも参席。
(小原)