明日(25日)、神戸エルマール文学賞の贈呈式。本賞の稲葉祥子さん、佳作のキンミカさんはともに文校修了生。
「文校ニュース」10月5日号の1面で既にお知らせしていますが、今年の第14回神戸エルマール文学賞の本賞と佳作に文校修了生の小説が選ばれました。
神戸エルマール文学賞は、「同人雑誌に拠る作家の活動に脚光を当て、優秀作品を顕彰し、かつ同人雑誌運営の努力に報いる」(募集要項より)ことを目的としていて、今年は3月までの1年間に近畿圏内で発行された散文同人誌の37雑誌・125作品を選考対象にしたそうです。
その中から選ばれた本賞二人うちの一人が、稲葉祥子さん(2008年9月まで5年間、文校夜間部に在籍。13年3月まで2年間、文校通教部チューター)でした。受賞作は、同人誌「雑記囃子」24号に発表した「あやとり巨人旅行記」(260枚)。
また、キンミカさん(08年、10年にそれぞれ1年間、文校夜間部に在籍)の「チキンファット」(『mon』15号/190枚)が佳作賞に選ばれました。
稲葉さんからいただいた『受賞作品集』は、文校の図書室に入れておきます。
◆今年の神戸エルマール文学賞の贈呈式が明日、神戸市内で予定されていますが、コロナ対策上、主催者側、受賞者などの関係者のみでおこなわれるそうです。
毎年と言っていいほど、修了生など文校関係者がエルマール賞の本賞や佳作を受賞されるのですが、そのたびに文校事務局は贈呈式の会場に“お祝いの花束”を届けています(時には足も運んでいます)。今年はそれもままならず、すみませんでした。
(小原)