今夕(12/3)の毎日新聞【歴史・時代小説 この1年】・・・文校修了生の朝井まかてさん、木下昌輝さんの活躍
◆朝井まかてさんは、2006年4月から大阪文学学校・夜間部に1年間在籍、その後1年間休学。在籍中、「われら、勝手につき」が『樹林』在特号(06年12月号)に掲載される。
14年、『恋歌(れんか)』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴(おらんださいかく)』で第31回織田作之助賞。16年、『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞。17年、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞。18年、『雲上雲下(うんじょううんげ)』で第13回中央公論文芸賞。19年、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞。20年、『グッドバイ』で第11回親鸞賞を受賞。
●朝井まかてさんには今春、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイバー”に就任していただきました。コロナが収まったら、毎年春・秋の大阪文学学校・入学開講式に臨席し、新入生へ30分の激励講義をしていただくことになっています。
◆木下昌輝さんは、『宇喜多の捨て嫁』(文藝春秋)、『敵の名は、宮本武蔵』(KADOKAWA)、『宇喜多の楽土』(文藝春秋)と今までに3度、直木賞候補。
2010年10月から大阪文学学校夜間部に3年半在籍。文校在籍中の12年、オール讀物新人賞受賞。
15年、舟橋聖一文学賞受賞、咲くやこの花賞受賞。19年、大阪ほんま本大賞受賞、野村胡堂文学賞受賞。20年、日本歴史時代作家協会協会賞作品賞受賞。
最新刊に、『戀童夢幻(れんどうむげん)』(新潮社)
(小原)