☆新刊紹介☆四辻貴子さん(通教部生/北海道)詩集『Pretty Girl』(澪標)
四辻貴子さんは現在、北海道有珠郡に住んでいて、20年4月から通教部/エッセイ・ノンフィクション(音谷)クラスに在籍中。大阪にいた2009年10月から2015年3月までは、夜間部/詩・エッセイ(松本)クラスや昼間部/詩・エッセイ(中塚)クラスで主に詩を書いていました。
四辻さんにとって初めての詩集『Pretty Girl』(澪標刊/1600円+税)の巻末には、中塚鞠子チューターの長めの解説が載っています。次に、ほんの一部を抜粋します。
「最初のうち彼女の書く世界は仮想のものだと思われた。だから何も知らないクラスメイトの批評に彼女は傷ついた。しかし事実だと知ったら、彼女の生きてきた世界があまりにも過酷なため、みんな批評の言葉が出なくなっていった。」
「この詩集の作品は、彼女の生きた証であり、存在証明なのである。」
「貴子さん、やさしい親切な人たちに支えられて、もう孤独じゃないですね。詩人になりたかったんですよね。」
(小原)