大水青さん(夜間部休学中)の『樹林』在校生作品特集号(20年11月号)に選ばれて載った小説「ねことり」が、21年上半期同人雑誌優秀作に選ばれ、『文學界』6月号に転載されています!
大阪文学学校の在校生にとって、励みになる朗報です。
ずいぶん以前の1981年に、一足飛びに芥川賞候補を生み出したこともある在校生作品特集号ですが、ほんと久しぶりに、在校生ならだれでも応募できる在特号から『文學界』への転載です。
大阪市在住で現在、夜間部専科休学中の大水青(おおみ・あお)さんの『樹林』在特号(20年11月号/通巻667)に掲載されていた小説「ねことり」が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、21年上半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして数日前書店に並んだばかりの『文學界』(発行・文藝春秋)6月号に転載されています。「ねことり」(28枚)は最初、この3月まで在籍していた夜間部本科・西村クラスの合評作品として書かれたものです。
4月22日文校ブログ参照
2006年以降今までに、小説が同人雑誌優秀作に選ばれた文校関係者の皆さんは、次のとおりで、大水青さんは17人目になります。
通教部研究科・若林クラスの森上晶さん(もりがみ・あきら/20年下半期)、同じく若林クラスの南水梨絵さん(みなみ・りえ/19年下半期)、修了生の小畠千佳さん(18年上半期)、同・斉藤せちさん(17年下半期)、同・渡谷邦さん(16年下半期)、大西智子・昼間部チューター(16年上半期)、修了生の水無月うららさん(15年下半期)、同・小倉哲哉さん(15年上半期)、同・奥田寿子さん(14年上半期)、同・島田奈穂子さん(13年下半期)、夏当紀子・昼間部チューター(12年上半期)、修了生の髙橋陽子さん(11年下半期)、西村郁子・夜間部チューター(09年下半期)、朝比奈敦・元通教部チューター(07年下半期)、奥野忠昭・元昼間部チューター(07年上半期)、岩代明子・元昼間部チューター(06年下半期)。
このうち、『樹林』本誌から選ばれたのが斉藤さんと岩代さんの2人、『樹林』通教部作品集から選ばれたのが森上さん、南水さん、渡谷さんの3人で、ほかの皆さんは文校仲間で発刊しているそれぞれの同人誌からです。
(小原)