祝★辻花ひろさん(文校修了生/96歳)が、第2回「文芸思潮」短歌賞の最優秀賞受賞!
辻花ひろ(本名;相田澄子)さんは、昨年の第1回「文芸思潮」短歌賞の優秀賞に続く受賞です。
大阪府松原市在住の辻花さんは、1925年(大正14年)生まれの96歳。2004年から2010年まで娘の典子さんと一緒に、おもに昼間部に在籍されていました。
修了後、我流で短歌を始め、様々な出版社に応募していたとのことです。
『文芸思潮』第80号(6/25発行)で発表された受賞作は、
「点滴の針刺さりたる右手(めて)を撫づ われ支へくれし百年(ももどせ)近く」
選評に「命を見つめていとおしむ優しい眼差しが深く漲っていて、心の洗われる歌になっている」「酸いも甘いも乗り越えて百年近く生き続けるということは、それだけで見事である」とあります。
なお、同号の同人雑誌紹介のページでは、編集人として夏当紀子さん(昼間部チューター)による同人誌『飢餓祭』についてのコメントが掲載されています。
(佐々木)