明日(24日)、第15回神戸エルマール文学賞の贈呈式。大賞の後藤高志さん、佳作賞の内藤万博さんはともに文校修了生 ◆文校から、“お祝いの花束”を贈ります。
「文校ニュース」9月6日号の14面で既にお知らせしていますが、今年の第15回神戸エルマール文学賞(同賞基金委員会主催)の大賞と佳作賞に大阪文学学校修了生の小説が選ばれました。
神戸エルマール文学賞は、「同人雑誌に拠る作家の活動に脚光を当て、優秀作品を顕彰し、かつ同人雑誌運営の努力に報いる」(募集要項より)ことを目的としていて、今年は3月までの1年間に近畿圏内で発行された散文同人誌の35雑誌・111作品を選考対象にしたそうです。
その中から大賞に選ばれたのは、後藤高志さん(2003年10月から文校夜間部に2年間在籍)の小説でした。その受賞作は、同人雑誌『カム』18号に発表した「あともうひとつ」。
また、内藤万博さん(2011年10月から文校夜間部に5年半在籍)の「ククル チチュン」(同人雑誌『mon』16号所収)が佳作賞に選ばれました。
なお、最終候補(計5作品)には、真銅孝・文校事務局員の「眠り」(『babel』4号)と木下衣代さん(文校修了生)の「ムロタニさんのとこ」(『黄色い潜水艦』72号)も残っていました。
◆今年の神戸エルマール文学賞の贈呈式が明日(24日)、神戸市内で予定されていますが、コロナ対策上、主催者側、受賞者などの関係者のみでおこなわれるそうです。
毎年と言っていいほど、修了生など文校関係者がエルマール賞の大賞や佳作賞を受賞されているのですが、そのたびに文校事務局は贈呈式の会場に“お祝いの花束”を届けています(時には足も運んでいます)。今年も、主催者側のお一人である島田勢津子・文校昼間部チューターを介して、贈呈式の場で、後藤さん・内藤さんのお二人に“花束”を贈らせていただくつもりです。
(小原)