祝☆第14回銀華文学賞(『文芸思潮』主催)において、勢隆二さん(文校修了生)が最優秀賞、神郷愛光さん(通教部生)が優秀賞を受賞! さらに、奨励賞に佐藤勉さん(昼間部生)、佳作に赤井晋一さん(修了生)、入選に八月朔日壬午さん(通教部生)・有汐明生さん(同)・伊吹燿子さん(昼間部休学中)が選ばれる!
昨年度の第14回銀華文学賞には、全国から267編の応募があったそうです。
その最優秀賞を受賞した勢隆二さんは、大阪文学学校に2011年3月まで主に通教部で10年間在籍しています。最優秀賞は今回2人いて、賞金は10万円ずつ。
優秀賞を受賞した通教部研究科・石村クラスの神郷愛光さん(愛媛県の出身小学校と出身中・高校をあわせたペンネーム)は、16年4月文校入校。優秀賞は5人いて、賞金は2万円ずつ。
勢さんの受賞作「闘牛の絆」、神郷さんの受賞作「無低の住人と少女」は、昨年末に発売された『文芸思潮』82号(アジア文化社発行)に全文掲載されています。両作品とも、応募限度の50枚。『文芸思潮』82号は、ネットでアマゾンから買い求められますが(1300円+税)、大阪ではMARUZEN&ジュンク堂梅田店にも並んでいます。
お二人につづいて、奨励賞(11名)には昼間部本科・大西クラスの佐藤勉さんの「ミルクレディ」が選ばれています。佐藤さんは、21年4月文校入校。
佳作(28名)に選ばれたのは、文校修了生の赤井晋一さんの「光の射す方へ」。和歌山市の赤井さんは13年9月まで昼間部に1年半在籍。
さらには入選に、八月朔日壬午さんの「さいなら」、有汐明生さんの「高野聖の謎」、伊吹燿子さんの「かげろふ」の3作が入りました。八月朔日さん(15年4月入校)、有汐明生さん(15年4月再入校)は共に、通教部研究科・石村クラスに在籍中。伊吹耀子さん(12年10月再入校)は、昼間部研究科を休学中。
上記のみなさん以外にも、入選以上の文校関係者がいるのかもしれません。ペンネームを使っている方が多く、文校事務局では判明しなかった方がいらっしゃるかもしれません。遠慮なさらずに、どしどし自己申告を!
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以下に、『文芸思潮』82号から、関連する箇所を抜粋させていただきました。
まず、勢さん、神郷さんの「受賞の言葉」と「自筆プロフィール」から。
今回の銀華文学賞の選考委員は、五十嵐勉さん、大高雅博さん、小浜清志さん、八覚正大さんの四氏でした。その方々の選評を抜き出しました。
●勢「闘牛の絆」の選評●
《五十嵐》
(小原)