くるみざわしんさん(文校修了生)作の演劇『マクベス 釜と剣』が、21年度文化庁芸術祭賞 演劇部門 優秀賞を受賞!
エイチエムピー・シアターカンパニーによって昨年11月5日〜7日、アイホールで上演された〈シェイクスピアシリーズⅠ〉『マクベス 釜と剣』(作:くるみざわしん 演出・舞台美術:笠井友仁)が、21年度(第76回)文化庁芸術祭賞の演劇部門で優秀賞を受賞しました。
次の文化庁ホームページで発表されています。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsusai/r03/index.html
『マクベス 釜と剣』のところを抜き書きすると――――
【拝金主義の権力者は自然を破壊し、金を生む戦争を求める。横暴な男性社会で女性が声をあげるには、「男性」になるしかないのか。環境、ジェンダー、絆の切断。現在が抱える問題を穿つこの舞台は、古典の改作ではない、新しい概念で発想した「新作」だ。舞台表現は刺激的でわくわくさせ、優れた芸術センスと実験精神を感じる。】
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くるみざわさんは、大阪文学学校には2009年4月から2年間在籍。09年4月から10年3月まで夜間部小説・津木林クラス、09年10月から11年3月まで夜間部詩/エッセイ・高田クラスで学び書いています。ということは、09年10月から半年間は、夜間部の2クラスを掛け持ちされていたことになります。
(小原)