春期6人目の新入生。福岡県飯塚市の31歳女性が通教部・小説クラスへ。
きょう福岡県の女性から、事前問い合わせなしでいきなり、通教部への「入学申込書」がオンラインで届きました。文校のことはホームページで以前から知っていたようです。
入学申込書の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”のところには、溢れる思いがいっぱい書かれています。
【目の前の日常や、世の中で起こる出来事を、言葉で感じ、考えること。それを文章に書き表すこと。
子供の頃から、これらは私が生きていく上でなくてはならないことでした。
そして、いつしか、「自分が感じたことを、小説として表現したい」「それを人に読んでいただき、自分の文章がその人の”何か”になってほしい」と願うようになりました。
中学生の頃から短い文章の投稿を始め、20代半ばから本格的に小説の執筆を始めました。平成28年・29年の「九州芸術祭文学賞」で地区次席に選出して頂きましたが、その後2年ほど仕事を理由に創作を辞めておりました。
昨年、久しぶりに「九州芸術祭文学賞」に投稿したところ、落選致しました。結果を受け、自分にとって、今こそ改めて文学に向き合う機会なのだと思い、以前から憧れていた大阪文学学校への入学を決意しました。
至らない点や未熟な点も多々あるかと存じますが、講師の先生方、受講生の皆様と一緒に、文学の森を歩んでいきたいと存じます。】
また“影響を受けた作家”のところには、
【中上健二、室生犀星、太宰治、井上ひさし、星新一、田辺聖子、向田邦子、瀬戸内寂聴、金原ひとみ、綿矢りさ】
とありました。
(小原)