文校ブログ

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春期7人目の新入生。静岡県下田市の49歳女性が通教部・小説クラスへ。

きょう入学申込書をオンラインで送ってこられた静岡県の女性は、文校のことはインターネット検索で知ったのだそうです。
入学申込書の中の“入学のきっかけや書きたいテーマなど”のところには、
【真っ白な紙になんでも自由に描いていいよ、と言われると途方に暮れるたちです。文章を書くのは好きですが、条件やテーマを与えられたほうが自分に向いていると感じてきたので、40代の9年間は書評の講座を受講。それまであまり読んでこなかった海外文学や古典に触れ、国も時代も越えて作家たちの脳内を楽しく泳いできました。小説を書ける気はまったくしないのに、最近になって自分も白い紙に自由に描いてみたいという欲だけが出てきて、どんなにしょぼいものでも、その欲がどんな形になるのか見てみたくなり入学を決めました】
と書かれていました。
“影響を受けた作家” として、【内田百閒、小川洋子】をあげられています。小川洋子さんは、オンラインではありましたが、昨年3月6日の大阪文学学校・特別講座でお話されています。その模様が収録されている文校の文芸機関誌『樹林』12月号を今夜、静岡県の女性へ第3種郵便で進呈します。

(小原)