☆新刊紹介★朝井まかてさん(文校修了生で直木賞作家)の長編小説『ボタニカ』(祥伝社/1,800円+税)
朝井まかてさんの新刊・長編小説『ボタニカ』(祥伝社/1,800円+税)は、四六判で総504ページ。『ボタニカ』は、祥伝社発行の月刊『小説NON』に2018年11月号から20年11月号まで掲載され、単行本刊行に際して、朝井さんが加筆、訂正されています。
◆朝井まかてさんは、2006年4月から大阪文学学校・夜間部に1年間在籍、その後1年間休学。在籍中、「われら、勝手につき」が『樹林』在特号(06年12月号)に掲載される。
14年、『恋歌(れんか)』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴(おらんださいかく)』で第31回織田作之助賞。16年、『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞。17年、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞。18年、『雲上雲下(うんじょううんげ)』で第13回中央公論文芸賞。19年、『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞。20年、『グッドバイ』で第11回親鸞賞。21年、『類(るい)』で2020年度芸術選奨・文部科学大臣賞〈文学部門〉と第34回柴田錬三郎賞のダブル受賞。
◆朝井さんには20年春、以前からの金時鐘さんと並んで“大阪文学学校特別アドバイバー”に就任していただきました。毎年春・秋の大阪文学学校・入学開講式に臨席していただくことになっています。
文学学校でおこなわれる今春の4/10(日)入学開講式にも、20分間だけ登壇して「新入生のみなさんへの言葉」を熱く語っていただく予定です。
(小原)