面白い「入学申込書」が届きました。大阪府の60歳男性が昼間部・土曜クラスへ。
面白いというか、酒を飲みながら(失礼!)書いたような「入学申込書」がオンラインでとどきました。
大阪府池田市の60歳になって定年退職する男性からです。学費も、すでに1年一括で振り込まれていました。「入学申込書」をそのまま、紹介してもいいものか、といささか躊躇われたので、電話してみました。しゃべるひとで、「文校は昔からよく知ってたよ。金時鐘も“すかんぽ”も・・・」とのことでした。“名物文校生”になる予感があります。
承諾を得ましたので、以下に、1字1句省かずに紹介します。
◎文校入学は、
【恥ずかしい話ですが妻が決めました。
十数年前に妻が乳がんになりてっきり死ぬと思いました。
それからは、死ぬまではなんでも言うことを聞いてあげようという気持ちに
なりました。ところが妻は死なずに非常に元気になり、
なんでも言うことを聞く私が残りました。
定年退職を迎え、朝から酒を飲まないようにとの妻の配慮のようです。
不純です。
しかし図書館で長くレファレンスの仕事に従事しており、若い真面目な文校の生徒さんの役に立つこともあると思います。
また若い大西智子先生に習いたいと思いました。
ずいぶん昔に調子が悪くなったときに、友人に誘われて軒上泊さんの小説教室に通ったことがあります。
ご迷惑をかけないように通いたいと思います。】
(小原)