『樹林』在特号、応募締め切る。小説部門に30編、エッセイ部門に7編、詩部門に14名18編。
朝井まかてさん(直木賞受賞/文校特別アドバイザー)や木下昌輝さん(直木賞に3度ノミネート)、馳平啓樹さん(文學界新人賞受賞)、藤岡陽子さん(京都本大賞受賞)らも文校在籍時に載ったことがあり、応募から選考・編集まですべて学生委員会が仕切る『樹林』在校生作品特集号。その11月号に向けて、今日9日(土)の午後3時、作品の応募が締め切られました。
【写真】は、仕分けられた応募作品の山を前に、応募作品リストや選考委員名簿作りに励む学生委員会のメンバー 【右から】谷良一さん<夜・平野c/学生委員長>、諸さやかさん<夜・平野c/イベント部キャップ>、山田吉郎さん<夜・大西c>、藤田和恵さん<夜・高田c/新聞部キャップ>、林隆司さん<昼・佐伯c>、松宮信男さん<夜・大西c>。なぜか、このとき上田雄己さん<夜・高田c/在特号キャップ>は雲隠れ。午前11時30分に始めて、封筒詰めまでの作業を終えたのは午後9時30分。
応募状況について、学生委員会から知らされた情報を以下に記します。
◆小説部門・・・今回30編〔22年1月・24編/21年7月・36編/21年1月・28編/20年7月・27編/20年1月・31編/19年7月・33編〕
◆エッセイ部門・・・今回7編〔22年1月・13編/21年7月・11編/21年1月・6編/20年7月・11編/20年1月・6編/19年7月・11編〕
◆詩部門・・・今回14名18編〔22年1月・13名17編/21年7月・9名11編/21年1月・16名24編/20年7月・16名24編/20年1月・8名11編/19年7月・10名15編〕
◆表紙部門・・・今回6名〔22年1月・1名/21年7月・3名/21年1月・1名/20年7月・4名/20年1月・1名/19年7月・2名〕
今回も応募数は多く(とりわけ小説部門)、『樹林』11月・在特号に載るのは、狭き門になりそうです。
コロナ状況が長引いていますが、選考委員や作品応募数が極端に減るということはありませんでした。それもこれも、上田キャップや谷学生委員長をはじめとした学生委員会の皆さんが手分けして、通教部スクーリングや昼・夜間部の教室ゼミにじかに足を運び、またZoomゼミにもおじゃまして、PRにこれ努めたからだと思います。
『樹林』在特号の発行・活用は、文校のカリキュラムにも組み込まれているように、文校活動の紛れもない一つの大きな“舞台”です。
コロナ情勢に押しつぶされることなく、在特号の11月発行へ向けて、確かな一歩を踏み出すことができました。
★小説部門の1次選考(在宅選考)の選考委員は各クラスから、34名の方に引き受けてもらっています。その34名には、応募30作を4つのグループに分けたうえで、そのうちの一つの作品群(4百字詰め総計およそ400枚)を明日・10日(日)に発送することになっています。7月29日(金)正午が、「小説部門1次選考採点表」の締切です。そこで原則、4グループそれぞれ上位3作品を選びます。
2次選考会は、8月21日(日)に、6名によって文校教室でおこなわれ、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。
★1度だけで選考するエッセイ部門と詩部門の選考委員はそれぞれ、5名と4名の方に引き受けてもらっています。計9名の方へは、応募作品を明日・10日(日)郵送します。
エッセイ部門と詩部門の選考会は別々に、8月7日(日)におこなわれます。エッセイ部門、詩部門それぞれ5名と4名によって文校教室で選考し、『樹林』11月・在特号の掲載作を決める予定です。
各選考委員の皆さん! コロナと暑さにめげず、がんばって読んでしっかり審査してください。
(小原)