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新刊紹介★井垣厚子さん(文校修了生)『孫に伝えたい私の50年お節』(1,300円+税)/アマゾンで買えます。


《表紙カバー》


《奥付・著者プロフィール》

豊中市の井垣厚子さんは、2020年4月から1年間、大阪文学学校夜間部・本科小説・西村郁子クラスに在籍されていました。管理栄養士であるとともに、家族で立ち上げた写真館(フォト・C・スタジオ)のマネージャーとしても立ち働いています。

ソフトカバーのムック本『孫に伝えたい私の50年お節』(総80頁)では、井垣さん自身が50年間にわたって作り続けたお節料理を、その調理法などをまじえて全面的に紹介しています。
「昔からのお節」「基礎のお節」「お手軽お節」「手間かかるお節」「豪華お節」「子どもお節」――全部で43種類にのぼります。
本の中では、鮮やかでこまやかなカラー写真がふんだんに使われていますが、お節をつくりながら自分でカメラに収めたのだそうです。
本の巻末に、400字詰め30枚に及ぶ“ちょっと長いあとがき”があります。自身の生い立ちにはじまり、大学時代のこと、病院勤めのこと、胃全摘手術を受けたこと、短大や大学で栄養学・調理学を教えていたときのこと、55歳になって夫が写真館を立ち上げたこと、子ども3人のこと、そして写真館のお客さんと日頃どう接しているか、などがつづられています。

井垣さんが73歳のとき、文学学校に入ったのは、写真館をおとずれるお客さんのさまざまな思いや物語を文章にして残したい、ということからでした。
先日、この本を寄贈するために、久しぶりに文学学校にみえられたのですが、「こんな長い“あとがき”を書けたのは、文校のおかげです」とのことでした。

(小原)