文校ブログ

ブログメニュー
カテゴリー
最近の記事
バックナンバー
年別アーカイブ

月別アーカイブ

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

祝★片岡美登里さん(文校昼間部・伊藤クラス在籍中)が、第11回「泉大津市オリアム随筆(エッセイ)賞」の優秀賞を受賞!

大阪市の片岡美登里(かたおか・みどり)さんは、2020年4月に大阪文学学校昼間部へ入学し、夏当紀子クラスを経て現在、伊藤宏クラスに在籍中。
「泉大津市オリアム随筆(エッセイ)賞」は、繊維のまち・大阪府泉大津市が主催し、衣服や繊維製品に関する内容をつづった5枚のエッセイを募集したものです。
今回(第11回)、全国から281点の応募があり、その中で片岡さんのエッセイ「忘れたマフラー」は優秀賞(第2席)に選ばれました。賞金は5万円。
表彰式は、3月25日(土)に泉大津市内のテクスピア大阪で開催され、同時に選考委員をパネリストに迎えて、「オリアムエッセイ教室」がおこなわれるそうです。

以下、泉大津市のURLから、《選考委員による選評》の抜粋です。片岡さんの「忘れたマフラー」に言及したところのみ取り出しました。
●難波 利三 氏
優秀賞『忘れたマフラー』。不仲のまま逝った父への娘の後悔と、今になって接近する心のありようが切なく、ふと落涙しそうになる。

●有栖川 有栖 氏
優秀賞『忘れたマフラー』では、ある事実を知って亡父の言葉の意味が一変する場面が鮮やか。全編、無駄がない。

●玉岡 かおる 氏
 優秀賞の『忘れたマフラー』は、生前は喧嘩してばかりだった父を、青いマフラーを介して理解する娘の心理が描かれた。

●吉村 萬壱 氏
優秀賞『忘れたマフラー』には、寄り添ってくれたのは父であって私ではないという点に、作者の正直な悔いが窺われて深みが出た。

なお、下の泉大津市のURLをクリックすると、受賞者一覧、選考委員による講評(全文)、全受賞作品(全文)をみることができます。
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/seisaku/tiikikeizaika/osirase/1387156486110.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆過去の文校関係の受賞者および作品名は以下のとおりです。最優秀賞(第1席/賞金50万円)受賞は、まだ出ていません。
【優秀賞(第2席)・賞金5万円】
第8回・・・遠藤和代(通教部修了生/香川県さぬき市)「最後の一着」
第6回・・・楓まさみ(昼間部修了生/大阪府吹田市)「一夜かぎりのパジャマ」

【泉大津市長賞(特別賞)/泉大津市在住者対象・泉大津市特産品2万円相当】
第7回・・・川崎廣進(昼間部修了生/大阪府泉大津市)「花と割烹着」
第6回・・・石村和彦(通教部チューター/大阪府泉大津市)「タオル地の産着」

(小原)