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“本屋大賞”発掘部門に田辺聖子さん<文校の大先輩>の『おちくぼ姫』(角川文庫)が選ばれる。

全国の書店員が選ぶ、今年の“本屋大賞”は4月12日に発表され、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』(講談社)に決まりました。さらに、本屋大賞の翻訳小説部門で『われら闇より天を見る』(クリス・ウィタカー著/鈴木恵訳/早川書房)、同賞の発掘部門では『おちくぼ姫』(田辺聖子著/角川文庫)が選ばれました。

以下は、5月10日・朝日新聞〈夕刊〉より

◆2019年6月6日に91歳で亡くなられた大阪文学学校の大先輩作家・田辺聖子さんは、1928(昭和3年)大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校を卒業したあと、家計を助けるため金物問屋に事務員として就職。そこを26歳で退職し、大阪文学学校に入学。本科4期(56年5月)および研究科1期(57年11月)卒。同人誌でひたすら小説を書き続け、64年「感傷旅行」で第50回芥川賞を受賞する。その後、女流文学賞、吉川栄治文学賞、菊池寛賞、泉鏡花文学賞、朝日賞などを受賞。2008年文化勲章受章。2004年3月20日“大阪文学学校50周年記念祭”において、「私の文学人生」と題して講演。

(小原)