☆新刊紹介☆方政雄さん(昼間部研究科休学中)小説集『草むらの小屋』(新幹社/1,800円+税)
兵庫県伊丹市の方政雄(パン・ジョンウン)さんは、2015年4月に大阪文学学校の昼間部小説・佐久間クラスに入学しその後、夏当、津木林、島田、葉山、錺などの各クラスに在籍し、現在は休学中です。
小説集『草むらの小屋』(新幹社)に収められている表題作をふくむ4編はいずれも、文校の所属クラスで合評をうけて書き直したものです。
4編のうち「草むらの小屋」(115枚)は、応募227編の中から第39回(2022年)さきがけ文学賞[秋田魁新報社など主催]を受賞されています。
「滝の子」の初出は、『樹林』22年5月号(本誌)です。
方さんにとって『草むらの小屋』は、『白い木槿(むくげ)』(新幹社)、『ボクらの叛乱』(兵庫県在日外国人教育研究協議会)に次ぐ3冊目の小説集です。
※『白い木槿(むくげ)』については、22年2月4日・文校ブログで取り上げています。
(小原)