文校学生委員会が、夏季合宿文集『たびかぜ 2023』を編集・発行。明日の通教部スクーリングから、全在校生・チューターに行き渡るようにします。
《夏季合宿文集『たびかぜ 2023』の表紙と目次。表紙は、クルーズ船上からながめる英虞湾(あごわん)》
文集『たびかぜ 2023』(60頁だて)は、7月16~17日に伊勢志摩をめぐった夏季合宿の参加者の感想・論考・作品を収めたものです。参加24名中23名が筆を執っています。加えて、直前にドタキャンした西村郁子・夜間部チューターの伊勢神宮参拝に関連した一文も載っています。
巻末には寄稿文が、立ち寄って話をうかがったお二人から。そのうちのお一人、本居宣長記念館の吉田悦之・名誉館長は文章の出だしで、“神戸の詩人・足立巻一(けんいち)さん”のことに触れています。その足立さんは文校とも縁が深く、田辺聖子さんが文校の生徒だったときの担当講師でした。文校の図書室には、芸術選奨文部大臣賞受賞の『やちまた』(河出書房新社)など足立さんの著作11冊が並んでいます。
学生委員会が全面的に取り仕切る夏季合宿は今回で、44回目となるようですが、熊野三山を巡り新宮市に宿をとった去年も、事後に文集『たびかぜ 2022』を出しています。
去年と同じように制作費は、学生委員会が文校近くのお店や知り合いの事業所などを回り有料広告を募ることによって自力で捻出しています。
谷良一・学生委員長(夜・平野クラス)、藤崎正徳・イベント部キャップ(昼・佐伯クラス)など学生委員会の皆さんに拍手!!
(小原)