文校ブログ

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【10月28日<土>】東京から三田誠広さん(作家)をお招きしての公開・特別講座に教室聴講37名(うち、一般・OB4名)。自宅からZoom視聴30名。


≪三田誠広さん≫


≪文校教室には、秋の新入生5名をふくめて37人が参加≫

一昨日(28日)午後4時、東京から三田誠広さんをお招きし、公開・特別講座ははじまりました。《演題》は、「近代小説の起源と現況」。司会は、文校の運営母体である大阪文学協会の葉山郁生・代表理事が務めました。教室に集まったのは、5名の新入生(鳥取県、愛知県からも)をふくめて37名、うち一般・OBは4名。

淀みのない三田さんの1時半におよぶ講演は、源氏物語からドストエフスキーまで、島崎藤村から夏目漱石、川端康成まで、ともかく縦横無尽でした。ときに自著の芥川受賞作『僕って何』、64刷を重ねているという小説『いちご同盟』、翻訳『星の王子様』の創作秘話が挟まります。参加者のメモを取る手が止まることはなく、大いに勉強になった公開講座でした。

会場との質疑応答のコーナーに移ってからは、5名が質問に立ちました。これまた唸らせられる三田さんの回答の連続。

教室に入ってすぐの受付で、版元の作品社から取り寄せていた三田さんの近著である長篇小説『善鸞(ぜんらん)』(2,600円+税)と『光と陰の紫式部』(2,400円+税)の販売をおこないましたが、講座が始まる前に12冊が完売。講座終了後のサイン会には20名近い列ができました。

その後、午後6時30分から8時前まで、文校近くの中華料理店において、三田さんを囲む“懇親会”を持ちました。葉山代表理事、小原、2名の新入生を入れて在校生6名(埼玉県からも)、修了生1名で10名。

◆自宅Zoom視聴30名のうち、チューター陣では平野千景、津木林洋、中塚鞠子の3氏が視聴されていました。

(小原)