大阪府在住で現在、通教部研究科小説２組に在籍している森上晶（もりがみ・あきら）さんの、『樹林』通教部作品集（２０２０年７月号／通巻６６４）に掲載されていた小説「ながい日」が、『三田文学』『文學界』両編集部によって、２０年下半期同人雑誌優秀作に選ばれました。そして『文學界』(発行・文藝春秋)１２月号に転載されました。
森上さんは、『文學界』の作品掲載ページの、顔写真の下の“プロフィール”欄に、「現在大阪文学学校通信教育部に在籍」と書きこんでいます。

『樹林』通教部作品集から、同人雑誌優秀作に選ばれ『文學界』に転載されるのは、作品集２７年の歴史のなかで、４年前の通教部研究科生・渡谷那さん（『樹林』通教部作品集１６年３月号から『文學界』１６年１１月号に転載）、１年前の通教部専科生〈今は研究科生〉・南水梨絵さん（『樹林』通教部作品集１９年７月号から『文學界』１９年１１月号に転載）に次いで３度目のことです。

２００６年以降、小説が同人雑誌優秀作に選ばれた文校関係者の皆さんは、森上さんで１６人目となりますから、過去１４年間（年に２名）では、大阪文学学校関係者が半数を超えることになります。

１１月１２日文校ブログ参照

(小原)