講師紹介/伊藤 宏いとう ひろし
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- 担当科目:
- 専科・ 研究科
- 担当部門:
- 昼間部
- 担当曜日:
- 火曜日
- 担当クラス:
- 小説クラス
Profileプロフィール
1952年生。73年京都文学学校詩クラスに在籍。〈荒神橋〉同人。〈新文学(樹林の前身)74・8〉に詩「地点」掲載。2016年春期入学、5年半昼間部小説クラス在籍。〈樹林18・11〉に小説「波が教えてくれた」掲載(大阪文学学校賞小説部門佳作)。21年「自らの地平で耳をすます」(大阪文学学校賞エッセイ評論ノンフィクション部門佳作)。
Messageメッセージ
20歳の時、4畳の下宿で書いたボヤキのような詩を持って鴨川沿いの小さな教会(京都文学学校)へ行っていたことが思い出されます。あれから50年。今小説のクラスに関わっていますが、文校というところは、書くことを通して自分の皮膚感覚から妄想まで出し合い、そこにいくらかなりとも値打ちがあるような気にさせてくれる稀有な学校ではないかと思います。誰しも、自分にしか書けないものがどこかにあるはずです。学び合いの中で、お互いが高め合えたらいいなあと思っています。